こんにちは!今回、SOLSコラムを書いていくのは、大学2年生の二宮佳凜です。
海外に興味を持っており、専門の勉強とともに英語・中国語の勉強に楽しく取り組んでいます!
専門の勉強をしていると、アルファベットで省略される用語が多くあります。それぞれ3文字ほどであるから、気合で覚えようと思っていましたが、英語を知ることで理解がしやすいと気づきました。
そこで、私が知っておくと知識の整理がしやすい!と感じた用語を紹介していきます。
今回は、血液検査学で学んだ、赤血球指数についてです。
赤血球指数とは、赤血球の大きさとそこに含まれるヘモグロビン量・濃度をヘモグロビン(Hb)、ヘマトクリット(Ht)、赤血球数(RBC)を用いて計算された値であり、貧血の鑑別に用います。
① 平均赤血球容積(MCV)
赤血球1個あたりの大きさのことです。
MCVは mean corpuscular volumeの略です。Mean=平均(値)、Corpuscular=血球、Volume=容積をそれぞれ表しています。
② 平均赤血球ヘモグロビン濃度(MCHC)
単位赤血球容積当たりの平均ヘモグロビン濃度を表します。
MCH(赤血球に含まれるHb量)と区別する必要があります。
MCHCはmean corpuscular hemoglobin concentrationの略です。Mean=平均(値)、Corpuscular=血球、Hemoglobin=ヘモグロビン、Concentration=濃度をそれぞれ示しています。
Concentrationは「集中」という意味のイメージが強いですが、化学では、液体などの濃度を指すようです。
MCV、MCHCと見ると区別が難しそうに感じていましたが、今回まとめてみて、素直に日本語に訳されていることがわかりました。
それぞれ計算方法が異なり、公式を理解することも重要です。
少しでも役に立ったら嬉しいです。私も頑張って覚えます!
それではまた
<参考>
病気がみえる vol.5 血液
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