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【学生企画】東京都医学検査学会に参加してきました!

更新日:2023年6月10日

こんにちは!

本日は2022年12月4日、秋葉原UDXで行なわれた東京都医学検査学会で行なった学生企画についてご報告します^^


発表に至った経緯は、北日本支部学会のときと同じく、やはり臨床検査技師100人カイギからでした。




7月ごろに100人カイギ運営メンバーの1人である竹澤理子さん(三井記念病院)に声をかけていただき、この企画がスタートしました。


はじめは与えられた100分という時間をどのように割り振るか、どのような内容の企画にするか、みんなで話し合いました。


今回の学会のテーマはAIであったこと、また臨地実習について都内学生に発表して頂くことになっていたことから、企画名を

学びから見えた臨床検査技師像~私たちの見据える将来~

としました。

当日のプラグラム構成としては


第一部として前半は臨地実習に関して、都内養成校学生の方に発表してもらいました。 目黒 萌々子さん(東洋公衆衛生学院)、遠藤 樹生さん(日本医療科学大学)には臨地実習に行くための心構えや感じている不安などを、松葉 美帆さん(東京医科歯科大学大学院)には臨地実習を終えて感じたこと、工夫すべき点などを発表していただきました。

この発表を受け、臨床を経験し、その後教員として学生を送り出している米谷 正太先生(杏林大学保健学部臨床検査技術学科)にカリキュラム変更によって変わった臨地実習について、そのための心構えを、学生、技師、教員それぞれの立場からご講演いただきました。


第二部として後半にAIと臨床検査技師の在り方についてSOLSから発表しました。

鈴木 優季乃(新渡戸文化短期大学)からは、高齢化率が最も高い秋田県出身ということもあり、へき地医療でのAIの活用法について熱く語りました。大井 瑞葉(群馬大学大学院)からはAIに対する考え方、そして臨床検査技師としてどう付き合っていくのかについて発表しました。

この発表を受け、竹澤 理子さん(三井記念病院臨床検査部)からAIは今どのように検査に活用されているのか、これまでの歴史を振り返りながらご講演いただきました。


そして「検査技師」ではなく「臨床検査技師」として働くにはどうすれば良いのか、というテーマの中で最後に演者全員でディスカッションを行ないました。

会場からも多くの意見が挙がり、とても白熱した会となりました。


今回登壇してくださった方の感想を掲載いたします。

今回このような貴重な機会に参加させていただけて、たくさんの分野の方と交流することができて、とてもいい経験になりました。 ここで経験したことをこの先活かせていけたらいいなと思います。(目黒萌々子)
今回このような貴重な体験ができてとても良かったです。また同じような企画で是非参加したいと感じました。 初めての学会でしたが、とてもプレゼンとしてやりやすかったです。(遠藤樹生)
学会に参加したのがはじめてで、もちろん発表するのもはじめてだったので緊張しましたが、ミーティングを通して疑問点や不安点を解決した状態で臨めたので良かったです。 発表、質疑応答、ディスカッションも含め全体を通して楽しめました。 他の学校の検査の学生や、現役の技師の方々などとつながりができて、色々な立場からの検査技師についての考え方を聞けて面白かったです。 この企画に参加させていただきありがとうございました。(松葉美帆)
初めての学会参加・学会発表となり緊張しましたが、オンラインで話していた方々と直接お会いすることができて嬉しく、また非常に光栄でした。 学生の今だからこそ、今回の学びや感じたことを学生生活、働いた先で還元したいと思いました。 自分が理想とする臨床検査技師としての姿を忘れず、今後もより一層学びを深めたいと思います。(鈴木優季乃)
学会に参加させて頂いて、実際に人と会うことの大切さだと改めて実感しました。 AIと技師というなかなかシビアな内容でしたが、考えているうちにAIに対する興味を持ち始め、そのような状態で他の講演も聞けたのでとても勉強になりました。AIは避けて通れない道。どう付き合っていくかが今後の鍵だと思いました。変化する者だけが生き残れる。この言葉が胸に刺さりました。(大井瑞葉)
学生さんが発表するにあたり学んだことを素直に出せて、想いを語れて素晴らしかったです。 今回はテーマを二部に分けて話しましたが、100分は意外に短く、次回はテーマを絞ってディスカッション(パネルディスカッションか)を充実させるのも面白いと思いました。(竹澤理子)

SOLSとして2度目の学会発表ということもあり、前回の反省点を改善し、よりスムーズに企画することができたと思います。

しかし、まだ課題はあります。このような課題を乗り越え、また次へ活かしていく。

このフィードバックとアウトプットを繰り返しながら、SOLSはまた成長していきたいと思います。


急に声をかけてしまったにもか関わらず、快く登壇を引き受けてくださった目黒さん、遠藤さん、松葉さん、臨地実習を受け入れる側、送り出す側、どちらからの立場でご講演してくださった米谷先生、そしてこの企画の声かけ、マネジメント、司会、講演、多岐にわたって私たちを支えてくださった竹澤さん、本当にありがとうございました!!

みなさまのおかげでとてもよい学生企画にすることができました^^


SOLSは今後もこのような学会活動を通して検査の輪を深める活動をしていきたいと思います。

ご依頼はいつでも承っております!!

ぜひお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください!

(左より、米谷正太先生、松葉美帆、大井瑞葉、鈴木優季乃、遠藤樹生、目黒萌々子、竹澤理子さん

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