top of page
村上ゆうな

SOLSでの活動を終えて

こんにちは!!


大学4年生ゆうなです。


11月2日3日に行われた令和6年度中部圏支部医学検査学会の学生フォーラムの活動を最後に、臨床検査技師学生団体SOLSから卒業しました。


これでコラムを書くのは最後になります。


今回は、SOLSでの活動を振り返るとともに、お世話になった多くの方への感謝を、この場をお借りして綴らせていただきたいと思います。


大変長いですが、最後まで読んでいただけると幸いです。


私がSOLSに所属したのは、大学1年生の2月になります。SOLSが発足して1か月ほど経過した時に、所属しました。


SOLSを知ったのは、アーカイブを視聴していた臨床検査技師100人カイギさんからのメールにSOLSについて書かれていたからです。


当時の私には、大学受験が思うようにいかなかったため、「自分のいるべきところはここではない」という思いが心の中にずっとありました。大学での頑張り方が分からなくなっていた時だったので、秘めた自分の可能性を出せる機会になりそうと考え、迷うことなく所属を決めました。今思えば、大学受験に失敗していなかったら、SOLSに所属していなかったと思います。


所属当時、メンバー数は5名、今後学生団体をどのように進めていくかも定まっていない状況からのスタートだったのをよく覚えています。

SOLSの方針、目標、決まり事、活動内容、などなど話し合うことが多く、毎週の会議は23時近くまで行っていました。


広報活動をするために、SNSを活用したり、ポスターを作ったり、学校の先生に活動を伝えたりと、今まで関与したことがないことばかりで、慣れない作業の連続でした。

それでも、SOLSの先陣をきって引っ張ってくださる先輩方がかっこよく、いつのまにか私の倍は作業をこなしているのもかっこよくて、ただただ追いかけていました。


所属して一か月経過したときに、SOLS最初の大きな活動である第10回日臨技北日本支部医学検査学会へ参加することが決まりました。


この活動が、ここまでSOLSのメンバーとして活動できた力になっていると思います。


初めての学会参加、発表、直前の想像していなかった出来事、さらに一人で名古屋から北海道まで飛行機での参加だったこともあり、不安でいっぱいでした。しかし、メンバーや先生方にたくさん声を掛けていただき、本当に嬉しかったです。


普段、オンラインでしか会ったことがない方々と、実際に対面で会う、どこか恥ずかしい気持ちや、言葉にできない嬉しさ、終わったときの安堵感をこの学会では味わうことが出来ました。この学会が無かったら、出会えなかったかもしれない人とも出会うことが出来たので、参加することが出来て本当に良かったです。


学生団体として実績がないため、大学では広報できず、認めていただけない言葉をもらっていましたが、この学会参加を支援してくださった、神戸さん、石山さん、藤巻さんを始めとする臨床検査技師×ワクワクプロジェクト(旧臨床検査100人カイギ)の皆さんは、SOLSが活動しやすい環境を常に整えてくださり、支援してくださいました。二十歳も超えていない当時の私は、大人からの信用の無い言葉に傷つき、社会に出るのが怖くなっていました。そんな私には、支援し、声を掛けてくださる大人の存在が本当に救いとなっていました。


*****************************************

思い出の写真を載せておきます。。。




北海道の海鮮本当においしかったです!!!さばかれたイカが動いていたのが衝撃でした。




大学生活で忘れられない時間を過ごしました。

一人で北海道に来たときの不安とは裏腹に、帰宅するときは、帰りたくなかったのを覚えています。


この学会後も、残ったメンバーで少しずつ、着実に、学生団体の運営を行ってきました。


最近、大学の先生方から、活動の制限がある中でよく頑張っていると、お話ししてくださいます。

大学の先生方から、このように応援してくださっていたり、気にかけていただけたりするのも、少しずつの積み重ねと素晴らしいメンバーに出会え、共に助け合いながら活動してきたおかげだと思います。

大学の先生方に、自分の行っている活動を認めていただけるなんて、SOLS所属当時の私には考えられないことでした。本当に、ここまで続けてきて良かったと思える瞬間の一つです。


この気持ちが持てたのは、私の力だけではなく、大切なメンバーがいたからです。よく考えると、全員が異なるところで生活していて、違う大学にいて、初めましては画面越しなのに、すごく大切にしたい方々だと感じる気持ちを持っているなんて不思議です。

画面越しでしか会えなくても、お互いが、関われる一つ一つの時間を大切にしていたから、その想いがこの関係性を築き上げたんだと思います。


*****************************************

写真たちと共に、思い出に浸ります。。。


1年前のオフ会、これ以降ミルさんに会えていない。。。

まさかこんなにたくさんの方々が東京に集まれるなんて思っていなかったので、幸せな時間でした(^^♪


*****************************************

二度目の学生フォーラム運営は、第61回日臨技中部圏支部医学検査学生フォーラムでした。前回とは違い、SOLSの中では先輩として、学会、学生フォーラム運営が初めてのメンバーを引っ張っていく立場でした。北日本支部医学検査学会の時に、先輩方の後ろ姿を見て、刺激をたくさん受けたので、その先輩方を思い出しながら、他のメンバーの子達が学会を楽しめるようにサポートしました。良い先輩になれていたかはわかりませんが、私の想いが引継いでくれる後輩メンバーに伝わっていたら、嬉しいです。


*****************************************

日本医学検査学会は、初めて筆頭演者として登壇した学会です。

中部圏支部医学検査学会で大変お世話になった、關谷先生と小笠原先生が善意で抄録と発表スライドを添削してくださったおかげで、登壇することが出来ました。初めての経験がたくさんありましたが、伝えたい思いを最大限尊重して、丁寧なご指導をしてくださいました。お二人がいらっしゃらなかったら、あの場所に立ち、貴重な経験をすることはできませんでした。本当にありがとうございました。


応援に来てくれて久しぶりに会えたメンバーや、初めて会うメンバーもいて涙が出そうになるくらい嬉しかったです。


さらに、SOLSの立ち上がり当初や、北日本支部医学検査学会でお世話になった神戸さん、藤巻さんにお会いすることが出来ました!!(石山さんもお見かけしたのですが、お話しすることが叶わなかったので、次こそリベンジしたいです!)約2年前で、少しの期間だったこともあり、忘れられていたらどうしようと思っていましたが、そんな心配もなく、当時と変わらず優しくお話ししてくださいました。とても嬉しかったです!ありがとうございました!

演題がSOLSの活動報告だったこともあり、立ち上げ当時からSOLSの運営を支援してくださったお二人に見ていただけて、少しですが恩返しができたかなと思いました。


*****************************************

SOLSとして最後の活動は、令和6年度中部圏支部医学検査学会の学生フォーラム運営でした。

企画・運営を主として引っ張っていく中で、何度もくじけそうになりましたが、メンバーのみんなが支えてくれて、最後まで頑張ることが出来ました。

頼りないところもたくさん見せてしまったけれど、みんな、最後まで企画を一緒に取り組んでくれて本当にありがとう!!

桑島さん、宮崎さん、SOLS古参メンバーとして、支えあいながら最後まで一緒に活動できてよかったです。SOLSの初期を知っているからこそ感じる不安や、責任感を、共に共有し、励ましあってきた大切なメンバーです。3人のSOLS最後の活動として、学会の学生フォーラム運営を一緒にできたこと、最後にお会いできて、短い時間でしたが、お話しすることが出来たことが本当に嬉しかったです。ぶつかってしまうこともありましたが、お二人がいらっしゃらなかったら途中でSOLSを辞めていたと感じるくらい、お二人の存在が大きかったです。ここまで、本当にお世話になりました!ありがとうございました!


学会の最後に、後輩たちから、サプライズでプレゼントを頂きました。学会の2日間、本当に後輩たちの成長した姿や高い志を見て、私は何ができたのだろうかと感じていた時に、このようにプレゼントと感謝の言葉を頂けて、感動し、涙が出ました。ここまでは決して楽な道のりではなかったですが、自分の出来るやり方で、SOLSで活動してきたことが、後輩の子達に伝わっていたんだなと、とても幸せな気持ちになりました。


*****************************************

ここまで振り返ってみましたが、学会での活動はほんの一部で、オンラインでの企画会や交流会など普段の定例会も踏まえ、本当にたくさんの活動をしてきました。

衝突もあったし、不安や、疑問、良いことよりも、もしかすると大変なことの方が多かったのかもしれません。

オンラインという難しい状況下で何ができたのか、何を残してあげられたのか、今後SOLSはどのようになっていくのか、いろいろ考えることはありますが、現在いるメンバーは個々に才能を持った素晴らしいメンバーです。後輩たちが、SOLSを今後も良い形へ繋げてくれると思っているからこそ、私は、SOLS・OBとして、金銭面などで支援していけたら良いなと考えています。そして、どのような形になっても、その時が、その時の精一杯の活動であることはよく分かります。だからこそ、温かく支援していたいです。


最後にですが、次に皆さんにお会いするときは、一人の技師として、恥ずかしくないような姿でお会いできるように努力してまいります!次にお会いするときまで、忘れないでいてください!!


今まで、大変お世話になりました。そして、たくさんの感動をありがとうございました!!




Comments


bottom of page