皆さんこんにちは。SOLS立ち上げメンバーの小田航です。
前回のコラムでは、『理念』について少し触れました。
『理念』と言われると、哲学や原則等をイメージして、難しく感じるかもしれません。
そこで、理念の重要性とSOLSの理念が何故今の形に決まったのか、
簡単に紹介したいと思います。
皆さんは理念とは何だと思いますか?
広辞苑で調べてみると、
『俗に、事業・計画などの根底にある根本的な考え方』と出てきます。
掘り下げてみると、経営理念や企業理念といった区分があるとわかります。
こう言われてもイメージしづらいですよね。
そこで、SOLSの理念と具体的な事例に触れて考えてみました。
SOLSの理念は以下の4つになります。
SOLSでは、日臨技北日本支部学会で学生フォーラムの企画に挑戦しています。
その件について、考えてみました。
初めに、どういった個人や団体と関わることになるのか、意識すると思います。
学会では、学生は勿論、現職の臨床検査技師の方との交流機会も予想されます。
場合によっては、高校生を招待した企画もあり、認知を広げることができます。
※SOLSでは、交流を制限しない、という理念を掲げています。
次に考えることは、企画の方向性についてです。
時代がニューノーマルな社会構想への転換期であり、臨床検査技師の有り方も多様化しています。そのマクロな視点と、北日本ならではの地域的な問題や、臨床検査技師の専門性という、ミクロな視点が垣間見える場にしていきたいと考えました。
※視野はグローバルに広く、テクニカルに細部まで。
方向性が決まったら、どのような形式で進行するかです。
学生が順番にスピーチしていき、各スピーチ毎に意見交換の時間を取り、最後にフリートークの形を提案しています。
各スピーチ毎の意見交換を通して、内容の確認や本質を見極める狙いと、フリートークによって、新たな発見の場にできればと考えています。
※問題の本質を見極め、柔軟な発想でアプローチ。
学生なので、失敗を恐れず自由に楽しく企画していきたいのですが、失敗して終わり、ではいけませんよね。フィードバックを通して、改善していくことが大切です。
企画の進捗や実施後の感想等を記録に残し、次に引き継げる形にしています。
※フィードバックを欠かしません。
このように、理念とは活動の根幹に関わり、メンバーが活動していく際の道標になります。
小難しく感じ、考え無しに決めてしまうと、後々大変なことになりかねません。
SOLSでは10年後20年後にも続く理念を考えて、今の形となりました。
※長期的に活動の根幹、指針となるように考えています。
運営経験も日が浅く、専門的な知識もないため、『理念』に対する考えは甘いのですが、少しずつ理解を深めていければと思います。
組織運営に触れる機会は、中々ないことです。
気になる方は是非応募して見て下さい!
では、今日はこの辺で失礼します。
私も詳しくはないですが、理念はその組織が迷わないための道しるべなのかなと考えています。
普段は理念を意識しながら仕事って正直しません笑
ただ、組織が何か大きな事を決めなければいけない時。
どこに進んでるか不安になった時。そんな迷った時に、組織を立ち上げた初心を思い出してくれるのが理念かなと思います♪