こんにちは!
短期大学2年の鈴木優季乃です。
皆さんは、『注射』得意ですか?
得意!といっても、なかなか好きにはなれないものですよね。。
記事を書いている私自身も、実はあまり得意ではありません。どちらかというと苦手です(笑)
最近では、コロナのワクチン接種もあり、採血以外にも注射を受ける機会は増えましたね。
今回のコラムでは、注射への恐怖心を取り除くための方法を3つご紹介します!
その1 意識を紛らわせる!
注射針を見ると、やっぱりドキドキするものです。
この緊張感をなくすには……
注射を一旦忘れてしまえばいいのです!^ ^
.…..といっても、忘れることは難しいので、意識を紛らわせる方法を試してみましょう!
①採血されている腕を見ない
採血中は、「うまく血採れているのかな?」と気になって、
つい腕に目を向けてしまいますが、緊張や不安のきっかけになってしまいます。
明後日の方向を見てみたり、目を瞑ってみたりして、リラックスしましょう。
②好きなことを考える
採血から意識を遠ざけるには、別のことを考えるのが効果的です。
「この後、何食べようかな?」
「明日晴れるかな?」
「壁に貼ってある、あのポスター気になる…」
など、内容はなんでも良いのです!
好きなアイドルのことでも、好きな食べ物のことでも、意識的に別のことを考えてみてください。
その2 深呼吸をする!
採血が上手くいかない理由として、血管が細いことがあります。
血管の太さには個人差がありますが、
自律神経の働きを利用して、血管を太くする方法があります。
\その方法が『深呼吸』です!/
深呼吸をすると、副交感神経が働きます。
その影響で血管が拡張し、血管が探りやすくなります。
また、深呼吸をすることで血流が良くなるため、血管は浮き出てくるのです!
細い血管の方でも、なにもしない状態と比べて、
深呼吸をすると血管が見つけやすくなるのではないのでしょうか?
その3 ベッドに横になって採血・接種する!
注射した後、ふらつきやめまいを生じたことはありますか?
それは、『血管迷走神経反射』と呼ばれる、
緊張などの原因により、血圧が一時的に減少して起こるものです。
これは、横になりゆっくり休むことで治るものです。
ですので採血や接種の前に、
「ベッドに横になって、採血(接種)を受けたい」
と、伝えてみてください^ ^
何事も無理は禁物ですよ!
血液検査を行うことで、得られる情報は非常に多く、病気の早期発見にも繋がります。
採血は、お医者さんと看護師さん以外にも、臨床検査技師が行っている病院もあります!
私が臨床検査技師になり、採血をする立場になったときには、
患者さんの抱く『採血への不安』を、
少しでも取り除ける”きっかけ”の存在になりたいです。
それでは、また^ ^
<参考>
厚生労働省「新型コロナワクチンQ&A 血管迷走神経反射とは」
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0073.html
後は、患者さんと楽しくお話しする!
結構効果ありますよ^ ^