第一弾!
こんにちは、コラムをご覧いただきありがとうございます。
藤田医科大学3年生の村上ゆうなです。現在臨地実習が始まり2か月ほど経ちました。
藤田医科大学は、外部の実習先と藤田医科大学病院での臨地実習の2つを行います。
今回は、ここまでで感じたことについてお話ししていきたいと思います。第一弾です。
私が最初に入った部署は、生化学・免疫分野でした。ここでは、採血した後の採血管を遠心分離して分析ができる機械に流すと、自動的にデータが出てきます。
ここでの検査技師の仕事は、精度管理や機械メンテナンス、機械の不具合に対応したり、出てきたデータで異常があったものは、溶血によるものなのか、機械の不具合か、病気によるものかその都度対応を変更して行動していました。
データの見方や基準、病態との結びつきが分かっていないとここでの仕事は務まらないと感じました。
大学で行ってきた実習では、データの見方を重視するよりも、実験機器の正確な使い方や、薬品を使って、自分の力でその物質の値を算出するということでした。
実際は機械が行うので、実習で取り組んだことは行いません。精度管理や機械のメンテナンスがメインで、そこに面白さを見つけていくことがここでは重要だと感じました。
もちろん、機械の原理が分かっていないと成り立たないので、物質の測定方法の原理を大学の実習で行い、目で見ておくのは絶対に必要です。
しかし、機械が行うので自分の目で見ることはできないところに、私は物足りなさを感じてしまいました。
感じ方は様々ですが、私は大学の実習で目で変化が分かる化学の実習にとても魅力を感じていたため、現場での実際を知ったときは機械化の現状を初めて理解できたように感じました。
検体数がとても多いため、機械が無くては成り立たない。そんな医療現場の一部を知ることが出来た良い経験でした。
ここで働いている検査技師の皆さんは一つの検査データからほんとに多くのことをかたることが出来ます。その姿は、この職業に誇りと使命感、そして楽しさを持ち合わせているように感じ、自分の未熟な考え方に気が付きました。
まだまだ感じたことは様々あります。次回は別の部署での感じたことについてお話ししていきますので、更新をお待ちください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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