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宮崎 隼(みん)

北日本支部医学検査学会で得られたもの


こんにちは。大学2年の宮崎です。

今回のコラムでは、僕が参加した日臨技北日本支部医学検査学会についての感想を書きます。次週のコラムでは、共同代表の大井さんから学会参加の報告があります。



僕は本学会にSOLSとしてではなく、北日本支部養成校の代表者として登壇しました。

6月上旬に大学の学科長から学会の案内があって、参加を決めました。その時は実際に何をやるのか、どれだけのハードルのものか、全くわかりませんでした。(実はその後学会ホームページを見てSOLSを見つけたことが、SOLS所属のきっかけでした。)

SOLSとの連携の中、何をやればよいか少しずつ見えてきた中で僕が話したのは、自分の過去そして現在の勉強、未来の理想像についてでした。今までパワーポイントでのスライド作成すらしたことがなかったですが、聞き手にインパクトを与えるために必要なことを考えてスライドを作成し、たくさん練習して準備は万端にしました。



学会当日はその雰囲気に圧倒されました。僕の大学の先生方の発表も見ることができ、研究発表なのに授業の雰囲気を同時に思い起こして、何か安心感がありました。自分の発表では、代表としてふさわしいものを見せることができたと自負しています。会場の笑いを誘うこともできました。学会前までは、なぜ僕が選出されたのか、その謎について考えることが多かったですが、学会を終えてみれば、自分が代表にふさわしかったのだと思えました。大学生のうちから学会に参加できたことがとても貴重で、そして自分の財産になる体験だったと感じています。そして何よりSOLSのメンバーと出会えたことが、僕にとって大きなイベントだったと感じます。



普段は週1回の定例会および企画検討会でオンライン上で顔を合わせています。しかし、学会では直接会うことができた、その喜びは何と表現したらよいのかわかりませんが、とても不思議な体験でした。特にコロナ禍の今、近くにいる人とですら会うのに抵抗を感じるようになってしまったのが現状だと思います。その中でも学会をきっかけに県をまたいで検査の仲間と出会えたことが非常に嬉しかった、そして楽しかった。メンバーの皆と直接言葉を交わし、思いを共有できたことに感動しました。



学会を終えた今、普段感じる感謝とはまた違った次元の感謝が自分の中に生じています。

僕は4年ほど前に、感謝をこのように自分で定義したことがあります。


  「感謝」とは〈心〉から溢れる言葉では説明できない〈もの〉である


何を言いたいのか自分でもわからなくなることがありますが、過去に経験したこのレベルの感謝がよみがえったのがこの学会でした。どうしようもなく自分の内側から溢れるこの〈もの〉は、僕が今後目標に向かって努力し続ける力となり、僕をより成長させてくれます。そういう確信を持てたことそして皆の存在に感謝していることが、この学会での何よりの収穫であり、また自分を成長させてくれるきっかけだと実感しています。今後も自分の成長を大切にして努力を続けていきます。

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