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宮崎 隼(みん)

テストをどう考えるか



 皆さんこんにちは。大学3年の宮崎です。

 7月も終盤に差し掛かり、皆さんはテスト勉強に向けて力を入れている頃だろうと思います。

 今回は、テストをどのような視点で考えていくことが有効であるかを僕なりに考えたことを示すことにします。



 まずテストは何のために行われるのか。

 早速難しい問題ではありますが、学生視点からすると

  「学習到達度を数値で評価すること

といえると思います。つまり、数値を見ることによって、その分野の学習到達度もしくは定着度を知ることができるということです。

 学生がテスト勉強を頑張るのはもちろん「学校からの評価」や「GPA」が関与しているからという側面もありますが、同時にテスト勉強を通して知識を獲得する、自分の知識の定着度合いを確認するという側面もあると考えています。


 その意味では、知識はテスト勉強のためだけのものにするのはとてももったいないと思います。それはテスト勉強を「線分」として認識しているのだと僕は考えています。つまり、テスト勉強を始め、継続するがテストを終えたらそれですべてが終わり。自分の中に残す勉強とはかけ離れた考えともいえます。

 それだとテスト勉強の効果を十分に発揮できていないと考えます。僕はテスト勉強を「半直線」として解釈することが大切だと思います。半直線とは、ある点からスタートして、違う点を通過して進み続けるものです。つまりテスト勉強は「勉強を開始してテストを通過点としてその後につながるもの」という意識を持っておくと、テスト限りの知識にならないで済むと思います。


 僕らが学修する内容は、今後働くにあたって直結する内容であることを考えると、その場限り・その場しのぎの学習は非常にもったいないと思います。一夜漬けのような入れて吐き出すような方法は、覚えたと錯覚するうえすぐに忘れてしまうため定着率がよくないのでおすすめはできません。

 完璧にはいかないことのほうが圧倒的に多いですが、テストで点数を取ることと同時に、テストが終わっても知識が継続できる、忘れても勉強しなおせばすぐに思い出せるような工夫をテスト勉強をする過程で行うことで、効果的な学習ができると考えます。これは必ず国家試験勉強にも繋がる重要な要素であり、試行錯誤が国試対策に活きるのだと思います。


 今回僕が伝えたかったことは、

 「テスト勉強はテストという終着点を目指すのではない。テストを通過点として解釈して勉強して今後に繋げる工夫をしてみよう

ということでした。ではまた次回。


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