みなさんこんにちは。今回のコラムでは、私のおすすめの小説とその魅力について紹介したいと思います。私の一押し作品は、代表作として『崩れる脳を抱きしめて』や映画化された『仮面病棟』が有名な著者である知念実希人の一作を紹介したいと思います。
天久鷹央の推理カルテシリーズ
この作品は、医療と推理(ミステリー)を掛け合わせた小説です。なんといっても、知念さん小説の魅力は、医師の経験を活かした、医療ミステリーです。医療に詳しいからこそ、リアルな医療現場を文中を通して実感出来るのも魅力です。
あらすじ
天久総合病院にある診断統括部(端的に患者のやっかみを引き受ける部署)部長兼副院長の天久鷹央と研修医である小鳥遊優が、患者らの不可解な謎解きをしていく話です。
魅力
① どんでん返しにびっくり‼️
② 医療を学んでいるからこそ患者の疾患が分かる
③鷹央と小鳥がお互いに成長していく姿
おすすめの読み方
この作品を読む際におすすめの読み方が二つあるのでご紹介します。まず、一つ目は、主人公である天久鷹央と一緒に難解な事件の真相を突き止めて行く感覚を味わう読み方です。この作品は読み進めて行くうちにまるで、自分自身が作中の登場人物であるかのような不思議な体験が可能なところが魅力です。
もう一つのおすすめの読み方は、作中に登場する患者のデータから情報を読み解き、患者の病名を推測してみることです。また、新たな疾患の知識やよく知られている疾患の専門的な知識が得られるところも魅力だと感じます。
なんと、天久鷹央の推理カルテシリーズが、アニメ化決定‼️この作品を読んだことがある人もまだ、読んだことがない人もこの機会にぜひ、見てください❗️
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