こんにちは
今日、SOLSコラムを書いていくのは、私、畠山紗耶香です。
今回2回目のSOLSコラムを書かせてもらいます!
今回は、ワクチンについてです!
ワクチンというのは、予防接種のことで現在身近なコロナワクチン、インフルエンザワクチン、BCG、麻疹、風疹、水痘などといった小児期に接種して生涯にわたって効果が持続するものや定期的にワクチンを接種するものまで存在しています。
その中でも、今回は、1980年に撲滅した天然痘について紹介したいと思います。
天然痘とは、人に有害なウィルスとして世界で唯一撲滅に成功したウイルスです。また、天然痘によって多くの命を落とされ、部族が丸ごと全滅したりと全世界で大きな影響がでたという大きな被害が出たウイルスとも言われています。
18世紀半ばになると「乳搾りの女性は天然痘にかからない」と言い伝えに基づき、イギリスの医学者“エドワード・ジェンナー“は、牛痘ウィルス接種による天然痘予防を思いつきました。最初に牛痘ウイルスを接種したのは、近所の子供でその後に天然痘を接種し、天然痘に感染しないことを確認され息子に接種させました。また、ジェンナーは種痘に関する特許をしなかったためより多くの人々にワクチンを接種することができました。その後、1980年5月にWHOが世界根絶宣言を行いました。
人類が撲滅に成功したウイルスとしては、「天然痘」のほかに「牛疫」があります。牛疫とは、牛疫ウィルスによって起こる家畜の伝染病で、牛や水牛では、感染すると多くが死亡するといわれるウイルスで、18世紀にヨーロッパで流行し2億頭の牛が死亡するなど非常に恐れられた病気でした。ワクチン接種の普及により牛疫による抵抗性を持つ家畜の牛が増えたため、FAO(国際連合食糧農業機構)及びOIE(国際獣疫牛疫事務局)により撲滅キャンペーンが進められた結果、2011年5月に開催された第79回OIE総会において撲滅が宣言されました。
参考文献
・「5分でわかる天然痘!世界で唯一撲滅された感染症の歴史、症状、ワクチンなどを解説」
https://honcierge.jp/articles/shelf_story/8917 (更新日:2021年11月22日)
・「農林水産省 牛疫について」
(更新日:令和3年3月26日)
参考に…
船橋市議会議員 朝倉幹晴 公式サイト
https://asakura.chiba.jp/archives/21524 (最終更新日:2021年8月6日)
2021年に大学入試共通テストにも牛疫ウイルスについて出題されていました!
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