初めまして、九州大学大学院の池田です。この春にSOLSの運営メンバーに入り、初めてコラムを担当させていただきます。
大学院生なのでSOLSのほかのメンバーは年下の方が多いですが、みなさんパワフルで色々なことにチャレンジされていて、すごいなと尊敬することばかりです。普段周りに元気をもらうことが多いので、今回は私から検査技師を目指して日々頑張っている皆さんに向けて何か伝えられることはないかなと(ずうずうしく)思い、「悩んだときに悩みすぎないコツ」についてお話ししていこうと考えました。
人間関係、成績、将来に対する不安などなど、多かれ少なかれ誰しも悩みは抱えていると思います。それが時には、いつも通りの生活に影響が出てしまうほど頭の中が悩みでいっぱいになってしまうことがあると思います。実際に最近の私自身も、進路について悩みすぎて少しつらくなってしまっていた時期がありました。
そんなつらさを解消できたきっかけは「悩みを話したこと」でした。一見、当たり前のように思えるかもしれませんが、悩んでいる本人としては「こんなことで悩んでいるなんてばかばかしいと思われないだろうか」「自分の考えを否定されるのではないだろうか」とマイナスなことを考えてしまって、誰かに話すということがとてもハードルが高く感じてしまっていると思います。
また、「できるだけ多くの人に話してみる」ことも大切です。専門的なことはわからなくてもじっくり話を聞いてくれる人、悩みを解決してくれそうな知識を持っている人に橋渡ししてくれる人、自分と違った考えを持つ人…誰かの一人の意見が正しいわけでも間違っているわけでもありません。
私も進路について悩んでいますが、家族や先生、友人に話していく中で、自分が考えていた進路以外の道をたくさん知ることができました。また、これ以上に有意義だったのが人と話せば話すほど、「自分がこれからの進路で大切にしていきたいこと」について自分で自分の意見がまとめられた感覚があったことでした。
この感覚があったからこそ、次に自分が何をすればいいのか考えて行動に移すステップに進めそうです。これからもいろいろな方と話して、今悩んでいる進路に自分なりの答えを出していきたいなと思います。
皆さんもぜひ何かに悩んだら、いろいろな人にたくさん相談してみてくださいね!
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