こんにちは!
短期大学2年生の鈴木優季乃です。
将来、臨床検査技師として病気の早期発見・早期治療に携わりたいと思い、大学で医療を学んでいます。
今回のコラムでは、熱中症について、生理学の視点よりお話したいと思います。
熱中症は7〜8月の真夏日に起こると思われがちですが、
実は、5月の梅雨が始まるこの時期から注意が必要となります。
湿度の上昇、また連休明けで疲労しやすいため、思わぬ発症があるようです。
熱中症の主な原因として、脱水が挙げられますが、ただ水分補給をすれば良いというわけではありません。
発汗の影響で、体内の塩分(ナトリウム)不足が起こるため、水を取り入れるだけだとしても塩分濃度が余計に下がってしまいます。
また、運動時にはエネルギーの消費も大きいため、エネルギー源となる糖分を取り入れることも大切になってきます。
熱中症対策において、市販のスポーツドリンクや経口補水液も効果的ですが、ご家庭で簡単に作ることもできます!
~ここでレシピのご紹介!~
・水 ・・・1リットル
・塩・・・3グラム
・砂糖・・・40グラム
あとは混ぜるだけ!手作り経口補水液の完成!
※塩分・糖分の過剰摂取に注意して、飲むようにしましょう。
リモート授業やテレワークなど、自宅で過ごす時間が多い場合でも、熱中症には十分な注意が必要です。
適度な水分補給と共に、エアコン等で熱がこもらないよう、意識してみてください。
休憩ももちろん大切ですよ^^
気温の変化が激しく、体調管理が難しい時期かと思います。
皆さんも、自身の健康と向き合いつつ、日々の生活をお過ごしください。
<参考>
厚生労働省「職場のあんぜんサイト:熱中症」
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